朝の5時。
ここは<%D6%C9%DB%BB%D6%B1%D8">志布志駅の待合室。
5時50分には始発が出ること、駅員さんたちが準備をし始めることから深く眠ることはできず、起きては寝ての繰り返しだった。
そろそろ動き出そうと、寝袋とマットを片付け始めると、
目を疑うような光景が2つ。
・その1 全身がかゆい
びっくりするぐらい虫刺されで色々な箇所が腫れていた。どうも待合室に蚊が多かったらしく特に手の指一本一本が丁寧に腫れていた。かゆい、いやむしろ痛い。
・その2 噴火してた
何を言ってるのか、自分も分からない。
<%C4%A5%A4%A5%C3%A5%BF%A1%BC">ツイッターのニュース速報のトップに速報が出ていた。
鹿児島県にある霧島<%B7%C7%B3%B3%D9">新燃岳が見事に噴火したのだ。寝ている間に。
この<%D6%C9%DB%BB%D6%BB%D4">志布志市からは少し距離はあるとはいえ、
残念ながら今日は<"C%B8%C5%E7%CF%A2%BB%B3">霧島連山の真裏を走るというスーパークリティカルなタイミングだった。面白いね。
ファミマでパスタをすすり、ひとまず宮崎<"8%A9%C5%D4">県都城市に進路をとる。
ちなみに、今日の目的地は<"7%A7%CB%DC%B1%D8">熊本駅。ここから200キロほどある。
ちなみにここの始発、通学や通勤に使える電車がこの一本しかないので、多くの会社員や学生がホームに流れていた。

宮崎県道65号線を進む。
住宅街が民家がしばらく続き、中型犬を散歩させている高齢の方が多かったが、自分を見るなり挨拶を交わす。みなさん清々しい笑顔をされていた。
”きよきよしいですねぇ” —–by ケイスケ・ホンダ

が、しばらくすれば山奥に。
近くにはバイパス、<%D6%C9%DB%BB%D6">志布志<%D4%BE%EB">都城道路が走るため
こちらの県道は恐ろしいほど車通りがない。

ついには電波も入らない。安楽川に沿って北上して行く。

あ、あ、ついに舗装も、悪い

電気だけは通ってるようだ、

まだこの時点で火山灰の影響はない。

ここで曽於(そお)市へ。
この花房峡 憩いの森にはキャンプ場以外にも遊具、ゴーカート、ローラースケート場なんかもあるんだとか。
山菜や薬草も採れる。

標高370mほどまで登る。

ここで宮崎<"8%A9%C5%D4">県都城(みやこのじょう)市へ。
残念ながら宮崎県の看板はどこにもなかった。

針葉樹林がメインになってくる。

特に景色に面白みもなく、人気も唯一工事現場の作業員ぐらいしかおらず、
強いていうならば、携帯の電波が入らないくらいだ。
ここから国道222号を下る。
下り坂で気づいたが今日は手が冷える。

峠を下りて、<%D4%BE%EB">都城の住宅街へ。
さっきの山奥とはガラリと変わって
生活感溢れる景色だ。

<%D4%BE%EB%B1%D8">都城駅前に向かう。朝なのでまだまだ物静かだ。

<%D4%BE%EB%BB%D4">都城市総合文化ホール。

<%D4%BE%EB%B1%D8">都城駅。
あ〜ひと昔前の地方駅みたいな雰囲気か。

今日はこのまま熊本に抜けるため、この<%D4%BE%EB%BB%D4">都城市が唯一の宮崎県で通過するエリアだ。
<%D4%BE%EB">都城は山に囲まれた盆地になるため
南国なイメージの<%DC%BA%EA%BB%D4">宮崎市とは異なる。

生活に必要なお店は一通り揃っていて、この通り<%B5%A5%A4%A5%AF%A5%EB%A5%D9%A1%BC%A5%B9%A4%A2%A4%B5%A4%D2">サイクルベースあさひも存在する。

国道10号線へ抜ける。
九州の大動脈となるのはこの国道10号と<"9%F1%C6%BB3%B9%E6%C0%FE">国道3号線。
北九州から東に縦断するのが10号で、西に縦断するのが3号。
久しぶりに大きな幹線道路に出た。
トラック多め。

ヨーグルッペ。
東京でも時折見かける乳酸飲料だが、
<%D4%BE%EB">都城にある南日本酪農協同が販売している。

<"C%B8%C5%E7%BC%F2%C2%A4">霧島酒造本社。
「<"9%F5%CC%B8%C5%E7">黒霧島」などで知られる焼酎酒造だが、
鹿児島県<"C%B8%C5%E7%BB%D4">霧島市ではなく、宮崎<"8%A9%C5%D4">県都城市が本社だ。

国道221号線で<"C%B8%C5%E7%CF%A2%BB%B3">霧島連山方面へ。

視界の奥でモヤかかっているのら噴火の影響だろうか。

今日は残念ながら噴火したての<"C%B8%C5%E7%CF%A2%BB%B3">霧島連山の裏に回らねばならない。
気のせいか少し空気が埃っぽい。

九州でよくあるのが、大量の丸太を積んだトラック。
原木市場が数々見られる。

原野が続く。



しばらく渋滞が続くな、と思いきや反対車線で事故。
乗用車が歩道の上に止まっているのが気になる。
いやあ…今まで車と事故ったことはないけれど、
巻き込まれたら一溜まりもないんだろうなあ。

<"9%E2%B8%B6%C4%AE">高原町に。
みなさんおわかりですか?
だんだんと路面が白くなっていく、、、

景色もガスってきたな。

車が通るたびに土煙が上がる。

よく見れば、ライトにも白い粉がつき始める、、、ゲホゲホ、、、

晴れているはずなのに、街全体が暗い。

タイヤにも火山灰を巻き込むようになり


車にはビッシリと。この数時間だけでこんなに積もっていた。

大気の埃っぽさに、なぜだか牛乳が飲みたくなった。
周りの人はゲホゲホ咳をしているし、自分も目や鼻に火山灰が入って苦しい。
トイレの水道で洗い流す。ゲホゲホ。
駐車場にも火山灰が積もっていて、店員さんが水を流し続けていた。

時給750円!東京でコンビニ店員をすると990円なのに!

小林市。
火山灰の雨もピークを過ぎ、不思議なことに小林市に火山灰の影響はなさそうであった。
風向きの影響なんだろうか。

にしても、路肩が全てグレーチング(排水溝)で埋められているのが自転車にとって
好ましくない。
車にとっても路肩にいけないから邪魔になるし、
グレーチングによって転倒するケースはかなりある。

そしてまた、何もなくなる。
こんな狭い道路でも速度制限が50km/hというのが、
いかにここが車社会かを物語っている。


<%A8%A4%D3%A4%CE%BB%D4">えびの市へ。
宮崎はここで最後の市となる。

何もなくなったり、街が現れたりの繰り返し。
ちなみにこの激安ビジホ、九州でチェーン展開をしているらしい。
AZはあの鹿児島の大型スーパーA-Zとは無関係だそう。
これから、熊本に向かって峠越え。
挑む前に、麓のローソンで腹ごしらえ。
ローソンの店員のおばちゃんがすっごい気さくで、イートインでレジと話しながらご飯を食べていた。
「なんだったらウチに泊めてあげるよ!」
「この辺コインランドリーとかで寝ている人もいるわよ!」
コンビニでも人の温もりを感じられる、素晴らしいところだった。

<%DA%A5%E4%A5%F3%A5%B0">ペヤングの超大盛りを食べて、あの山をこえる。

ここから山越えスタート。

それほど苦ではない。13km/hほどでクルクルペダルを回す。

さっきまでいた<%A8%A4%D3%A4%CE%BB%D4">えびの市街を臨む。

この国道221号、峠を越えるのに、ループ式の高架式道路を採用していて、
右にカーブをし続けながら、標高をあげていく。

下に走っているのは<"6%E5%BD%A3%BC%AB%C6%B0%BC%D6%C6%BB">九州自動車道えびの<"PA">PA。

この山、見下ろすと森林が伐採されているのが分かる。
あの丸太もここから切られているんだろうか。

ループ式を採用していることによって、
斜度を一定に保つことができ、自転車でも無理なく
登ることができる。




景色めちゃくちゃいい。
霧島の山々が薄く見えるのだが、
左側は噴火の影響なのか、全く見えない。


このえびのループ橋、ほかの峠と異なる形状をとったのは
この土地が火山の噴火爆発によってできた<%AB%A5%EB%A5%C7%A5%E9">カルデラ地形だからだ。
ほかの山に比べて、地形の凹凸が激しいために、ループが有効な手段なのだ。

やけにハゲ山なのが気になる。
道路はループ形状を取るのに対し、
近くを走るJR薩肥線は、この山を<%B9%A5%A4%A5%C3%A5%C1%A5%D0%A5%C3%A5%AF">スイッチバックで登るという、
観光列車となっている。



<"2%C3%B5%D7%C6%A3%A5%C8%A5%F3%A5%CD%A5%EB">加久藤トンネル。
標高200mの<%A8%A4%D3%A4%CE%BB%D4">えびの市街から、標高564mまで登る。
このトンネルを境目に、県が変わる。

ちなみに長さも1.8kmほど。

トンネルの中央に県境。


トンネルを抜ければ、<"7%A7%CB%DC%B8%A9">熊本県<%CD%B5%C8%BB%D4">人吉市に。
気がつけば、桜を見るのも珍しくなってしまった。
長崎で見たのを最後に、南国ではめっきり見なくなってしまっていた。
もちろんこの桜も標高が高いから見られるだけ。

こっちもループなのぉ〜〜〜

50km/hでくだるのぉ〜〜〜


人吉温泉街。
2年ぶり2回目の来訪。
いや、温泉に浸かって適当にダラダラしたいんだけど、
なにせこの後20時に<"7%A7%CB%DC%B1%D8">熊本駅集合なのだ。

山に囲まれたこの地域も、一通り生活に必要なお店はある。
ただ、地方都市のファッションは全て<%E6%A5%CB%A5%AF%A5%ED">ユニクロに独占されているんだなあ。

熊本まで後100km。<"9%F1%C6%BB219%B9%E6">国道219号を進む。

<%E5%CB%E1%BE%C6%C3%F1">球磨焼酎。白岳を作っているところだ。
よく東京のラジオで「一杯目は〜今日の日に〜二杯目は〜人生に〜三杯目は〜君だけに〜♪」って流れるアレやな。


ちょいちょい、ポツポツと雨が降る。



<%E5%CB%E1%C2%BC">球磨村。
<%E5%CB%E1%C0%EE">球磨川沿いにくだっていく。


くま村 湯の駅。
その名の通り温泉にも入れる。

2年前に九州を旅したときはこの人吉から熊本まで時間がなく、泣く泣く<"E%D8%B9%D4">輪行をしてしまったのである。
優雅に車窓から同じ景色を眺めていた。

ここを自転車で走ったらどうなんだろうと、指を加えながら眺めていたので、今回は念願のリベンジといったところだった。

景色が何も変わらない。

ときおりシカなどの動物の気配はしたのだが、

サルぅ〜〜

ようやくシャッターに収められた…!!!




川沿いを下ると言っても、ずっと平坦なままで、ただペダルを回すのみ。ひま。


2時間近く休憩がなくて、腰が痛いンゴ

<"8%AC%C2%E5%BB%D4">八代市に入り、ようやく道の駅 坂本を発見。
おしりがいてえよぉ〜

タイムサービス!運がいい!
ここでトラックの運転手に30分ほど捕まる。
「この前<%FD%B2%CA%C2%E7">理科大の男たちがこの道の駅におったぞ〜」
「気になってみたけど、男しかおらんかったんや」
以下省略。
その運転手は下ネタが大好きなおっちゃんで、すぐにチ〇コの皮がどうのとかそんな話を振ってきて、最初はツッコミを僕がひたすらいれてたんだけど、それを30分くらいやってるから、だんだん自分の顔が引きつってくるのがわかった。笑
大学名を聞かれて、案の定「<"C%C0%BC%A3%B3%D8%B1%A1%C2%E7%B3%D8">明治学院大学です」というと
「明大」に間違えられるクダリがありーの、
結局自分の娘が熊本大の<%FD%B9%A9%B3%D8%C9%F4">理工学部で研究に没頭している優秀な人だって話を彼はしたかったみたいだ..。w
しばらくお風呂に入ってないから、自分が臭いのが分かる。
特にパンツの中ムズムズ。いやだあ。

ようやく<%E5%CB%E1%C0%EE">球磨川下りも終わるみたいで、集落と、<"6%E5%BD%A3%BF%B7%B4%B4%C0%FE">九州新幹線も見えてきた。



終わりだーーー。海に出た。


い草の生産地、八代から北上して熊本を目指す。<"8%AC%C2%E5%B0%A1%B5%AA">八代亜紀。
途中まで国道3号を走っていたんだけど、自転車が走れるか怪しくて、離脱。国道3号と併走する県道14号へ。

熊本まで40km。

氷川町〜<"1%A7%BE%EB%BB%D4">宇城市。
真っ暗で何も見えない。
路面がこの辺ガタガタで、ハンドルを取られる。
時折、逆走してくる高校生のチャリンコがストレスぅ。


<"1%A7%C5%DA%BB%D4">宇土市に入れば国道3号に復帰。



路肩には砂利が多い。
時折、天草までの標識を見るようになった。
<"1%A7%C5%DA">宇土を過ぎれば、ようやく<"7%A7%CB%DC%BB%D4%C6%EE%B6%E8">熊本市南区へ。
この南区が意外と長くて、
熊本の駅まで40分ほどかかる。

熊本!2年ぶりの再来!


熊本城。
当時<"7%A7%CB%DC%C3%CF%BF%CC">熊本地震の城の復旧工事が終わる直前くらいで、
残念ながらまだシートに被さったまま、お城の姿を見ることはできなかった。

でた!熊本のくせに銀座!


ここで人と待ち合わせ。
風呂に入っていなかったのでこっそり着替えた。


ん〜。熊本、一通り揃っているんだけど、チェーン店ばかりなんだよな〜。
そんな話をしているとぴったりのお店が!

こういうのを求めていた!
ビールで給油をしつつ店内を眺めていると、WANIMA ファン寄書帳…!?
実はWANIMAのドラマー、FUJIくんが高校時代に月30回働いていたバイト先だったそうだ。
もうすでにファンの間では聖地と化しているらしい。

ちゃんと本人も書いている。

そしてこれがたこ坊名物ライス焼だ!
<%AA%B9%A5%A4%DF%BE%C6">お好み焼きの中に肉とライスが入っているという
炭水化物タンパク質炭水化物。
八代の道の駅以来、何も食べていなかったから、
明日にもこの世が終わるかのように、夢中で食べていた。



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